約 6,256,073 件
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/38724.html
【登録タグ CD CDB GuianoCD 全国配信】 前作 本作 次作 LIFE Black Gold 無題 Guiano 流通 即売 配信 発売 2018年4月28日 2018年4月28日 価格 ¥500(税込) ¥500 CD紹介 THE VOC@LOiD 超M@STER39にて販売。 Illustration:茉吏 iTunes Storeでダウンロード販売が行われている。 曲目 ブラックゴールド Girl Ever リンク Twitter itunes Store コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/modz/pages/20.html
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (syndicatemenu.png) 概要 設定等 リンク Official Site
https://w.atwiki.jp/yaruoperformer/pages/1826.html
岡島緑郎 ダッチ 張維新 バラライカ ヘンゼルとグレーテル ヨランダ レヴィ/レベッカ・リー BLACK LAGOON 地域(BLACK LAGOON) ロアナプラ 勢力 ラグーン商会 暴力教会
https://w.atwiki.jp/hennethannun/pages/20.html
Black Breath was the name given to the fell influence of the Nasgul, which resulted in despair, unconsciousness, and bad dreams, and after prolonged exposure, in death.Athelas was an effective remedy. It was also called the Black Shadow vy the doctors of Minas Tirith; Black Breath was the name used by Aragorn.
https://w.atwiki.jp/tpc-document/pages/257.html
白星「後日談」 カルストの村へ戻った俺たちは、今回の旅で見たこと、経験したこと、そして隕石についてわかったことをすべて長老に報告した。長老は予想以上の成果に満足そうな笑みを見せてくれた。 「隕石は地割れの底に落ちていきましたよ。もう何も怖いものはない、ってなもんです」 「さすがは村で一番を自称するだけのことはあるわい。正直、帰りが遅いんで逃げ出したかと思っとったが、おまえさんに頼んで正解だったようじゃのう。ほっほっほ」 「長老……そりゃないっすよ。俺、何度も死にそうになったんですからね」 こうして俺は今回の活躍を称えられて、村一番(自称)から、正式な村一番の狩人に昇格した。残念ながら次期族長の件についての話は来なかったが、一番の狩人に相応しい家を報酬として用意すると長老は約束してくれた。もちろん、これから建て始めるので、まだしばらくは古井戸の家暮らしになるのだろうが。 新しい家ができるまでの間は住み慣れたボロ家でみーぎゃ、あーぎゃとともに平穏な数日間を過ごした。村の仲間たちは最初は見慣れないしゃべるトカゲに警戒していたが、危険がないとわかるとすぐに打ち解けていった。 ちびどもを引き連れて、旅の活躍話を誇張を交えて話すのがここ数日の俺の日課となっていた。 「そこで俺の強い祈りが天に通じて雨を降らせた。その雨が悪霊をすべて清め、洗い流してしまったというわけさ。村を守らねばならない、という強い意志が神様にも伝わったんだな」 「いのったのボクだよ」 「しィぃ~~~っ! ちびすけぇ。いい子だから、ちょっと黙っててくれないかなー。あとでアメちゃんやるから」 「やれやれ。お主、狩人じゃなくてバカりゅうどの間違いなのではないか」 雨がすべてを洗い流したあともみーぎゃとあーぎゃの特殊な能力は残った。これらの能力は飛来した隕石とすれ違った影響で備わったもので、黒液によって力を得た大蛇などと同じ現象ではあったが、直接黒液に触れたわけではなかったために、暴走することなく自由に扱える能力として身についていた。黒液によって引き起こされたものではなく、また隕石の影響を受けてから数日が経っていたためなのか、雨に当たってもこの能力は彼らのものとして残ったのだ。一方、俺が暴走していたときに操っていたらしい稲妻を放つ能力は、きれいさっぱり洗い流されてしまった。少し残念だ。 「惜しいよなぁ。俺にも能力が残ったら、なにかと便利そうだったのに」 「稲妻のどこが便利だというのだ」 「みーぎゃの能力は作物を育てるのに役立つし、おまえの火は料理とかに役立つ。でも黒コゲにしてしまって狩りには向かないだろ。稲妻で獲物を気絶させれば一瞬だけだからコゲないし、新鮮な状態で獲ってこれそうだ」 「ほう。私に対抗するつもりか、いい度胸だ。一瞬だけしか攻撃できなくて大物が獲れるかな。まぁ、ちっぽけな獲物ばかり追いかけているほうがお主らしいか。所詮はバ狩人だからな」 「む。だったら稲妻のほうが夜を明るく照らせるぜ。火なんて薄ぼんやりとしか照らせないだろ」 「たしかにそうかもしれぬ。ま、一瞬だけのちっぽけな明かりだがな」 「ちぇ。人間舐めんなよ。だったら今に光を蓄える瓶を作ってやるぜ」 「せいぜい頑張るがよい。肝心の稲妻はもうなくなってしまったがな」 「くッそぉ! この借りはこんど返してやるからな」 「さしずめ、狩人ならぬ借人か」 そういった平和な日常が過ぎて、旅の苦労をすっかり忘れかけてきた頃、俺は長老に呼び出された。 新しく用意された家は一人で暮らすには十分すぎる大きさのもので、長老の家の次ぐらいに立派なものだった。わらぶきの質素な家がほとんどを占めるこの村で、石造りの頑丈な家は長老のところと集会場を除けば他にはない。これはいよいよ次期長老の相談が来たな、と心躍らせていると長老はこう切り出した。 「どうじゃ。なかなか大きな家じゃろう。おまえさんにはもったいないぐらいじゃったかな」 「そんな! とんでもないですよ、長老。こんな立派な家に住めるなんて、俺は幸せ者だなぁ」 「そうかそうか。喜んでくれてなによりじゃ。おまえさんが連れ帰ってきたおちびさんらも暮らせるよう大きめに作らせてもらった」 「そういうことでしたか。それでも十分に余りある広さですよ。さすが長老! 気が利いてる」 「うむうむ。じゃが、すぐにちょうど良い広さになるじゃろうて。実はおまえさんに、また頼みがあってのう」 「……え?」 村で俺がぶらぶらしていた数日の間に、呪術師のばあちゃんがちびたちを占って、新たな予言を導き出したらしい。それは以下のように語られている。 『星の海より来たるもの。黒に始まり、それは赤、緑、蒼、白、金、そして虹を呼ぶ。それら竜というものなり』 ちびたちを引き連れて村を練り歩き、結果的にしっかりと宣伝してまわったおかげで、こいつらの能力がいかに便利なものかは、すでに村では周知の事実になっていた。なるほど、それが長老や呪術師の耳に入らないわけがない。 「黒い隕石から能力をもらった、赤があーぎゃ。緑がみーぎゃか。つまりまだ他に似たようなのがいるわけか。ふーん、竜ね。そういやあーぎゃが火竜の国がどうとか言ってたっけな」 「太古より語られる伝承に出てくる生き物じゃ。まさか実在しておったとはのう」 「ほぉー、そんな伝承が。いやぁー、勉強になったなぁ。俺、またひとつ賢くなっちゃったなぁ。えっと、それじゃ長老。ちょっと用を思い出したんで、俺はこのへんで……」 「その用は誰か他の者にやらせよう。おまえさんには、残りの竜を見つけて連れ帰ってきてもらいたい。これも我が村の発展のためじゃ。どこにあるかもない隕石を見つけ出したおまえさんなら、どこにいるかもわからない竜を見つけるのもきっと余裕じゃろ?」 「無茶言わんでください」 「おまえさんが適任じゃ。おまえにしかできんとさえ言おう。さあ、旅立つのだ。そして捜して来い。伝説の竜を!」 「ええぇー!!」 こうして俺は(半ば無理やり)新たな旅に出ることになった。 今度の旅は一人じゃない。赤と緑のちびすけたちもいっしょだ。 「ボクのおかあさんもいっしょにみつけようね」 「私の故郷への帰り道も責任を持って探してもらうからな」 それぞれ都合のいいことを言ってるが、成り行きとはいえ約束していたことではあった。 しかたない。あくまで長老の頼みはついでということにしておいて、こいつらの旅に付き合ってやるとするか。どうせ見つかりそうにもないのはどっちも同じなのだから。 そう考えると満更いやでもなかった。二匹の仔竜を引き連れて、再び俺はカルストの村を発ったのだった。 「さーてと、どこから行ったもんかな」 その後、俺たちのあてのない旅がどうなったのかはまた別の物語だ。 フローティア第一章『Black Drop』 完 Next(本編)フローティア2『ブラックボックス』 Next(外伝)フローティア1『プランティア』 Back(目次)フローティア1『Black Drop』
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/38812.html
【検索用 BlackWhite 登録タグ 2018年 B GUMI VOCALOID YouTubeミリオン達成曲 まさ ニコニコ外公開曲 人間 曲 曲英】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞補足 コメント 作詞:まさ 作曲:まさ 編曲:まさ 唄:Lui、GUMI 曲紹介 禁酒法と教会の曲です。 「ショットと祈りで信仰を」 曲名:『Black White』 -MASA Works DESIGN-新加入のボーカルLuiとGUMIのデュエット曲。(GUMIについてはこちらを参照。1、2) 2018年12月24日、YouTubeに投稿された。 歌詞 世界に響く福音を グラスに注げBlack White ショットと祈りで信仰を ボトルを開けろBlack White ようこそ来ましたこの教会 越えるべきじゃないその境界 覚悟ができたらグラスを準備 感謝します ハイ!お導きまであと少し 40、50のキツめをチョイス 覚悟ができたら真っ逆さまで もう信者 陽が落ちて暗い気持ち 日和ったアナタはウォッカで カーン!と1発入れれば あれ?急患?w 召された信者は寝かせておこうか 感謝します 貴方にも救いの手を テキーラショットで火照ってきました ジリジリと迫る高揚感 まだまだ次が控えていますよ 感謝します 世界に響く福音を グラスに注げBlack White ショットと祈りで信仰を ボトルを開けろBlack White Nymen Sie einen Drink! Im Spiegel Oh! tanzen 世界に響く福音を グラスに注げBlack White ショットと祈りで信仰を ボトルを開けろBlack White 世界に響く福音を グラスに注げBlack White ショットと祈りで信仰を ボトルを開けろBlack White 補足 Nymen sie einen drink!Im spiegel Oh!tanzen 動画ではNymenとなっていますが、 Nehmenが正しい綴り ↑外国語コメより Nehmen 取ります Sie einen 彼女1人 Drink 飲む Im 私 Spiegel 鏡 tanzen 踊り コメント 初めて何で色々と歌詞やら何やら付けたしお願いします -- わたし (2019-01-06 17 05 16) 誰か英語の部分、カタカナで教えてください! -- 名無しさん (2019-02-12 21 43 27) 歌手が気になる -- シュフェ (2019-05-15 21 08 43) ニーメン シーエ イーエン ドリンク! -- 名無しさん (2019-12-07 19 26 53) イン シュピイーゲル オー! タンゼン こんな感じだと思います -- 名無しさん (2019-12-07 19 28 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pathofexile12/pages/1030.html
The Lord in BlackはDivination Cardの一種 交換可能アイテム 入手方法 関連リンク The Lord in Black 必要枚数 6枚 Ring of BamethItem Level 83 Thy knee shall bendin shifting dark,thy blade shall serve his vigil.Thy oath shall bind theeto his mark,thy flesh shall bear his sigil. 交換可能アイテム "+(31-35)% to Chaos Resistance"のModを持つマジックRing 入手方法 Beyond Demonの1つであるBameth, Shifting Darknessからドロップ カード等のドロップ以外の入手方法 アイテム 必要数 備考 The Gambler 5 Stacked Deck 1 関連リンク 英wiki https //pathofexile.gamepedia.com/The_Lord_in_Black Divination Card
https://w.atwiki.jp/pcgamejp/pages/96.html
販売元 The Fighter Collection 発売日 2009/4/1 ジャンル シミュレーション 体験版 無し パッケージ 輸入版, 日マ版, Steam版 備考 スクリーンショット 日本語化情報 ダウンロード DCS Black Shark wiki 備考 日本語化の項目を参照してください。 関連リンク 公式サイト 海外公式サイト。 国内公式サイト Zooによる国内公式サイト。 DCS Black Shark wiki 攻略情報が充実。 購入 コメント 注意事項 他人が不快になるコメントはお控えください。 ゲームに関係のない話題はご遠慮ください。 名前
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/38938.html
【検索用 DEEPBLACK 登録タグ 2018年 D VOCALOID mizian 81 end 初音ミク 曲 曲英 穂村穀類】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ミジアン 作曲:ミジアン 編曲:ミジアン イラスト:穂村穀類 唄:初音ミク 曲紹介 「漆黒の闇の中で、あなたを探す。」 曲名:『DEEP BLACK』(ディープ ブラック) 歌詞 手探りだから 分からない あなたはどこにいる? 割れて飛び散る ガラスは砂のよう 光が目を刺した 漆黒が隙を見せた 目の前にはほら あなたがいるよ 僕らはいつも闇を 掻き分けて探すのさ いびつな世界の端で シンデレラフィットをするふたり ガラスの砂が止めた 1秒を捕まえて 天の川に溺れている あなたを救う プラチナの泡 沈む僕 先の切れたライト どこまでもただ 落ちて昇ってくよ 上も下もないよ 右左もないよ あなたをこの手で掴むだけ 僕らはいつも闇を 深く進むフロンティア 西からたどり着く 丸い世界に終わりはない ガラスの砂が落ちた 取り戻せない涙 天の川の深さをまだ 知らなかったよ 星屑の滝の下は 2度と戻れないブラックホール 世界の裏側へ 巻き戻るテープレコーダー 僕らはいつも闇を 手探りで歩くのさ カンテラの光を掲げて あなたを探す ガラスの渦に消えた 影を引きずり出して 夜明け前が広がるのを 待ち望んでる コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/newrowa/pages/130.html
Black × Black 五感を失ったはずの男・アキト。 その五感にはラピス・ラズリのサポートが必要なはず……。だから、あの体育館の光景が目に残っているのも、おそらくはラピスの影響だと思っていた。 そう、今や何かのサポートがなければアキトは生きてさえいけないような身体だ。 夢さえ、追うことの許されない体でアキトは今、殺し合いの会場で目を開ける。 「見える……か」 会場に来て、その光景の全てをアキトは見ることができた。市街に立ち並ぶ建物の看板も、名簿に刻まれた愛する人の名前さえも──。 ミスマル・ユリカ。 一度救ったはずの女が、またこうして命の危険を介した出来事に巻き込まれるとは、骨の折れる話だ。 ともかくは、アキトはユリカを捜したかった。誰かがユリカを守ってくれるとか──そんな甘い考えで行動してはいけない。愛するべきものは、自分自身の手で守る。だいたい、このだだっぴろい地形の中に、100人もの人がいる。 浅倉威と呼ばれたあの男のように、自ら望んで殺し合いをする人間もいるとわかっている。 ユリカを傍に引き寄せないと、少々不安だった。 まあ、傍にいたところで、アキトは格闘技術が高い方とはいえないし、武器を持っても100パーセント守りきる自信はないが、これは気持ちの問題だ。 ユリカの傍にいたい。ユリカの誰より近くでユリカを守りたい。 (ルリちゃん……それに、みんなもいる。どうしてガイや九十九がいるのかはわからないけど──) その名前の見ていると、自分だけあの時代から切り離されたような気分になる。 ホシノ・ルリ、ウリバタケ・セイヤ、スバル・リョーコ、アカツキ・ナガレ、ダイゴウジ・ガイ、白鳥九十九。 かつて友と認め、仲間と認め、中にはこんなアキトに好意を抱いてくれた女性も、ここにはいる。 もう失ったはずの、あの楽しかった時の友人たちが──。 この名前を見ていると、自分が五感を失ったことが悪夢の一部だったのではないかという気さえしてきた。 彼らの名がここにあり、自分の五感が今正常に働いていること……それは、アキトが悪い意味でトシをとったことを現実味のないものにしてくれる。 だが、どうせ夢ではないのだろうな……と思った。 両手両足確かに動き、アキトの身体は「黒」を背負っている。 これがなければ生きられないが、これがあれば誰も声をかけてはくれないだろう……。 「──そこのあなた」 いや、どうやら怪しみもせずにアキトに声をかけてくれる人間は、いたらしい。 ★ ★ ★ ★ ★ 「つまり、君は『交通事故』で死んだはずだというんだな……」 マミは、少しでも情報を与えようと、アキトにそう告げた。死因をはっきりと告げることはできなかったが(ましてや信用してくれるはずもない)、少しでも多くの情報を提供することが必要だったのだ。 交通事故──このかつての死因の後に、なぜマミが蘇ったのかはわかっている。魔法少女になったからだ。 だが、あえてそれを、ここに来る直前の死因として話した。魔法少女のことを伏せて話せば、自分が死んでここに来たことを話す手段は交通事故のことを伝えたほうがいい。まあ嘘なのだが、これは具体的なことを聞かれても答えられる。車種、現場、情景、マミの気分、マミの痛み──何を訊かれても何となくは覚えている。 「なるほど……この名簿には、少なからず死者の名前がある。あるいは──」 自分も亡霊なのかもしれない、自分も既に死んだ人間なのかもしれない、と言いかけてからやめた。 そんなことを言ってはならない。自分を待つ人がいる。ネガティブにことを考えてはならないだろう。 だいたい、そんな自分を揶揄するかのような口調で言うのは、目の前にいる亡霊に失礼だ。 「あるいは? 何ですか?」 「いや、気にしなくていいんだ。俺の勘違いだよ、きっと」 「そうですか……」 気にしないほうがよさそうだと思い、マミは死者に関する話を膨らませようとする。 現時点で考えられる可能性として、マミの中では死者の蘇生に関しても印象深い話を思い出す。 このことは、ずっと頭から離れなかった。 『叶える願いは自由! 死者の蘇生、不老不死、帝王の権利、億万長者!』 あれだけ声高らかに発言された、ビッグバンの言葉。 キュゥべえのように、人の願いを叶える代償を求める姿勢。 マミは自分の意思で戦った──そして、得たものもあり、結局は死んだ。これは自己責任。キュゥべえのせいではない。 だが、このビッグバンの場合は違う。殺し合いを強要させて、万が一誰かが覇者となれば、願いを叶えるというもの。そんな悪条件では乗るはずもない。 ここで殺し合いに乗らないというのなら、その身を滅ぼすぞとでもいいたいのか? ──その程度の言葉にしたがって得られた命も、いつかは滅びる。その過程が過酷な殺し合いで、かなりボロボロの姿で頂点に立ち、そこで願いを得たとしても……。 「ビッグバンか……」 アキトも同じ結論に至ったらしい。 死者の蘇生──あの場では、褐色の女性の死とともに、その言葉が具体例として挙げられた。マミ自身が蘇っていることもあって、その言葉は印象付けられている。 あの扇要という男性は、今どうしているだろうか。殺し合いに乗っている? それなら、どうにか止めてあげたい気持ちだ。願いと引き換えに得た命も、長くはないということを教えてあげたい。 (ユリカがもし、死ぬことがあったら──) 或いは、マミが止めるべきは扇ではなくアキトなのかもしれない。 ここにいるユリカが死んだとき、万が一にでも本当に死者の蘇生ができる可能性があるというのなら、アキトはそれを選ぶだろう。 養子のルリの命を奪えるか、親友たちの命を奪えるか──そんなこと、他の人を殺しているときは思考の中で後回しにされていく。そして、気付けば彼らと対峙して、心が葛藤した挙句に仲間さえ殺してしまう。 そんなことだってありえるくらいに、アキトの愛は深い。 (どちらにせよ、みんながまだ生きてるなら、俺はみんなを助けたい。ユリカも、ルリちゃんも、ガイたちだって……) 今はまだ、それを考える時期ではない。 アキトは「万が一ユリカが死んでしまったら」、殺し合いをする。だが、今はユリカが生きているし、そんなことの保険のために他人の命を奪うほど短絡的じゃない。 味覚を治してほしい願いはあるが、それだってユリカの命を蹴って果たす願いじゃないだろう。そんなものは、治す方法だって探せる。 アキトがよほど険しい表情をしていたのか、マミの顔が少し怯えていた。 ビッグバンのことを考えているアキトを見て、もしかして殺し合いに乗るのでは? と思ったのかもしれない。 貴重な同行者を不安にさせるとは、不覚だ。 「安心してくれ、俺は殺し合いには乗らない」 今はまだ── ★ ★ ★ ★ ★ 己の全てを黒衣に包むということ……。 それは闇に飲まれたこの証明。自らが生まれたままの身体でいられることへの否定。 シャドーは生まれたときから甲斐拓也のコピーに過ぎない存在だった。だから、己の身を黒衣で隠す必要があったのだ。 シャドーの視界に偶然入った男──あの男はどうだろう。 黒衣を着用しているからといって、相手がコピー人間だと断言するのは早計。いや、むしろシャドーと同じ境遇の人間など他にいくらかいるはずもない。 だが、人間の葬式でもあんな格好はしない。完全に黒に覆われているので、夜闇に彼の姿は見えにくいが、それが葬式の格好でないのはわかる。 おそらく、何かわけがあっての着衣。己の何か、特殊な境遇を隠したい心理ゆえの行為だ。でなければ、あんな格好するのは気が狂っているとしか思えない。 まあいい。 狂人にせよ、わけありにせよ、シャドーを前には殺害対象。そのバックグウラウンドに興味を抱いている場合ではない。相手は、所詮は人間だ。 「邪甲!」 ──シャドーは自らの姿をブラックビートのものに…… ……変えることができなかった。 シャドーの身体は已然、黒衣に包まれている。それはインセクトアーマーの黒ではない。 装甲ではなく、布切れの黒。何ゆえ、邪甲が阻まれたのかはわからない。 が、どちらにせよ同じこと。シャドーが簡単に他人を見逃すわけもない。 「所詮相手は人間! 邪甲するまでもない!」 ──刹那 アキト、マミの二人は黒衣の襲撃者に振り向くが、その時には彼らの距離はゼロ。 いや、アキトとの距離はゼロ。 シャドーの指先は、アキトの首を締め付けるように絡んでいた。 そして、シャドーは彼のその体躯を持ち上げていく。苦しそうな表情が、バイザー越しに見えた。 「クッ……乗った側の人間か……」 「人間? 貴様らと同じにされる筋合いはない」 「人間でないとでもいうのか……?」 「俺は人間ではない。そうだな、シャドーとでも名乗っておこう」 シャドー。その名前は確かに、名簿にも載っていた。 影──黒に纏われたその姿は、確かにシャドーそのものである。 それに、アキトの首を締め付ける力が異常なほどに強かった。人間でも、おそらくはごく少数の鍛え上げた人間によるもの。だいたい、片手で人を持ち上げることができる人間自体、そういない。 「テンカワさんを離してください!」 「この男の息の根が止まったら、その願いも叶えてやろう。次に俺の手が掴むのは貴様の首だがな!」 「──離さないと、殺します!」 マミの手は、一本の剣を鞘から抜いていた。シャドーもアキトも、それどころではなかったので気付くことはなかったが。 これが、彼女の支給品らしい。霊剣荒鷹──二刀二剣のひとつにして、魔物と戦う正義の剣。元は、真宮寺さくらという参加者のものだ。 「……面白い。人間ごときに俺が斬れると思うか?」 シャドーの興味が、アキトから消える。 アキトは後回し、とばかりに彼の指はアキトを離した。無論、重力によって地面に落とされ、彼もそこそこの痛みを受けることになる。そのうえに、喉が空気を求めて嗚咽を鳴らす。目に少し涙が溜まったが、その感覚も薄っすらとしていた。彼に見えるはずもないが、彼の首は既に赤くなっていた。 だが、そんな状態でも生きている分マシだろう。しかし、身の安全を喜んでしまったが、それと引き換えに狙われた少女がいた。 「俺を斬るのか? どうした、やってみろ──」 「近付かないでください! テンカワさんを解放したなら、危害は加えません!」 「お前が狙われているとしてもか」 「関係ありません!」 荒鷹を構え、マミは近付いてくるシャドーに妙なプレッシャーを感じていた。 後ろで手をつき、咳を繰り返すアキトに頼れるはずもない。黒衣に隠れたその身体を、マミは斬れるのだろうか? 自分でさえ疑問を感じる。 彼は影──人ではないらしい。 だが、魔女と違うのは、人の姿をしていることだ。マミには、彼を斬ることなんて── 「嫌ッッ!!」 キュンッ!! マミが目に涙を溜め、剣を振るえずいたときに、銃声が周りの空気を凪いだ。 黒に染まって見えにくいが、シャドーの口から血が流れていたことと、硝煙の匂いがしたことから、その銃が確かに撃たれたものなのだとわかる。 シャドーの後ろから、彼を睨んで銃を構えるアキトの姿が見えた。心臓を狙ったらしいが、銃の扱いも得意でなく、目も不自由で体勢も悪い彼には、銃を当てたのが奇跡といえる。 「……何だ、何故痛む──」 呟いた。 人間程度の武器が、シャドーにこれだけのダメージを与えられた理由。それは、単純に首による能力制限の所為だ。 だが、シャドーはそんなこと知るよしもない。人間の兵器に血を吐くなど、本来あってはならないことだ。 アキトはまた、シャドーめがけてトリガーを引く。 キュンッ! 奇跡は二度起きない。 それは壁を撃った。それから何度撃っても同じだろう、とアキトは銃を下げる。 シャドーは顔をゆがめた。 「……覚えていろ貴様ら。次に会った時には確実に殺す!」 シャドーは唇の下の血を手で拭うと、弾丸の当たった箇所を押さえてよろよろと歩いた。 アキトも自分の首が痛むし、追おうとはしない。かと言って、マミにあいつを追って殺せと命ずるのも酷だ。 確かに、あの男がユリカを襲う危険だってある。だが、そこそこの致命傷を与えたはずだ。人を殺せる体とは思いがたい。 マミは膝をついて崩れる。 三度も殺される恐怖が伝う。今の彼女は生身だ。敵もまた、生身。 「……大丈夫か」 「ええ、何とか。テンカワさんは?」 「俺のことは気にしなくていい。首は少し痛むが」 「それは良かった。……何だったんでしょう、あの人は」 「わからない。だが、人でも、そうでなくても、意思がある限り欲望がある。あいつは何か叶えたい願いがあるのかもしれない──」 アキトが彼の向かった方向を見たときには、彼の姿はなかった。 よろよろとしていたので、すぐに立ち去ることはできないだろうと思ったが、時間の経過は思ったより早いらしい。 アキトは時計をチラッと見た。 二時丁度だ。もう殺し合いが始まってから、二時間経ったことになる。それだけの時間、マミと行動していたという実感は沸かなかった。 「行こう。立てるか?」 「ええ。外傷はありませんから」 「そうか、良かった」 アキトは銃を黒衣の中にしまう。マミもまた、荒鷹をデイパックにしまう。 まあ、アキトが武器を隠しているように、マミも武器を隠したいのだろう。 咄嗟に使えなければ意味がないが、アキトにとって今、マミは同行者。ユリカのためなら切ることもできる相手だ。 細かい注意をする必要はない。アキトの危機にああして行動してくれるのは非常にありがたいことだが。 他人の善意──普通の人間であるアキトにとって、それは少し裏切りがたいものだ。 【1日目 黎明/G-6 市街地】 【巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ】 【状態】健康 【装備】ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ 【道具】基本支給品一色、ランダム支給品0~1、霊剣荒鷹@サクラ大戦 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いを止める。 1:アキトと共に行動する。 2:アキトの探している人を一緒に探す。 3:シャドーを警戒。 ※シャルロッテに食べられそうになった直後(テレビ本編の時系列)からの参戦です。 ※主催者の死者蘇生能力に関しては、若干信用しています。 【テンカワ・アキト@機動戦艦ナデシコ】 【状態】首に締め付けられた痕 【装備】ワルサーP38(6/8)@現実 【道具】基本支給品一色、ランダム支給品0~2 【思考・状況】 基本行動方針:ユリカを探す。 1:マミと共に行動する。 2:ユリカが死んだ場合は殺し合いに乗る……? 3:シャドーを警戒。 ※劇場版終了後からの参戦です。 ※少なくとも視覚、聴覚、触覚が正常です。 ※主催者の死者蘇生能力に関しては、若干信用しています。 ★ ★ ★ ★ ★ 「何故……人間ごときがこの俺を……?」 腹から血が出て、痛々しい光景だった。 片手だけで止血しているのは、彼のジャマールゆえの自信の表れか。 ともかく、人間とは身体のつくりが違うので、彼の回復が早いのは確かだった。こんな簡単に出血多量で死ぬシャドーでもない。 「邪甲もできなかった……この空間には、何かの能力制限が働いているというわけか」 カードを使うビーファイターのような戦士──あの男にも制限があったのだろうか。 そして──ビーファイター、ブルービートこと甲斐拓也にも制限がかかっているのだろうか。 思う存分力の限り戦わなければ、ヤツと戦う意味がない。 ……どちらにせよ、ビッグバンには貸しができた。人間がシャドーにダメージを与えられるようになるほど、シャドーの力を弱めさせたのだ。 この貸しは命を持って返してもらわなければならない。 優勝し、願いをかなえたら真っ先にあの男を殺す──。 【1日目 黎明/G-6 市街地】 【シャドー@重甲ビーファイター】 【状態】腹部に弾創、吐血、ブラックビートに十分ほど変身不可 【装備】ブラックコマンダー@重甲ビーファイター、パルセイバー(赤)@重甲ビーファイター、ラウズカード(ハートJ)@仮面ライダー剣 【道具】基本支給品一式、ランダム支給品0~1 【思考・状況】 基本行動方針:優勝し、永遠の命を手に入れる。 1:甲斐拓也は自分の手で倒す。ただし、制限状態で倒しても意味がない。 2:願いを叶えたらビッグバンの殺害。 3:マミ、アキトも殺す。 4:ライダーシステムに興味。 ※自らの身体が制限を受けていることに気付きました。ただし、それが首輪によるものとは気付いてません。 044 ふたりのバトロワ 投下順 046 それは正夢ですか? 041 限りなく遠い世界 時系列順 046 それは正夢ですか? 006 『魔法少女』といこう! テンカワ・アキト 006 『魔法少女』といこう! 巴マミ 027 最強であることを証明するために シャドー 061 能力を縛る輪